百穴発掘の家


 さて、これが百穴の麓にある土産物屋。“出土品が展示してある”とのふれこみでいくつか器のようなものがガラスケースに収められているが、それはさておき、まわりの土産物はと見れば、吉見百穴絵葉書に、吉見百穴しおり、さらにはロゴもおどろおどろしいカラーペナント300円也、と修学旅行を思い出させるような懐かしい品揃え。脇の棚には、町長揮毫のラベルが貼られた地ワインまで陳列されている。


 が、ここで一番お求めやすいお値段なのはこれ、明治21年作、明治40年更正の吉見百穴の由来書き(復刻版)。なぜここが内務省指定の史跡になるに至ったかということが1枚のザラ紙に印刷され、30円で売られている。

 なお、どうしても「お土産にはちゃんとしたものを」という向きには餅米と大豆で作った熊谷銘菓の「五家寶(ごかぼ)」を。五家寶の中でも評判が高い「紅葉屋本店」の物を売っている。


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