3100形(3154編成) アクセス特急 05K運用 1604K列車
押上線 四つ木 2020年7月12日撮影 |
3100形(3151編成) アクセス特急 01K運用 1500K列車
押上線 八広 2020年10月4日撮影 |
1.概要
2019年(令和元年)に新しいアクセス特急用として製造された通勤型車両です。 これにより既存の3050形が本線系列の運用に就くことになり、結果的に3600形、3400形の置き換えに繋がっています。 2.車体構造 車体は18mでオールステンレスで、日車式ブロック工法が採用されました。片側に両開き扉が3カ所設けられ、側窓は車端部は固定窓で、扉間は幅が狭い固定窓と一段下降式窓の組み合わせとなっています。 先頭部は下方に絞り込んだシャープなデザインとなり前照灯はLEDが採用され独特なデザインとなっています。 車体帯はオレンジ色を基調とし、前面右下には3050形と同じ飛行機のイラストが描かれています。側面窓の高さに飛行機、成田山新勝寺、浅草雷門、スカイツリー、千葉県側から見た富士山が描かれています。 前面、側面にフルカラーLEDの行き先・種別表示器が設けられています。 3.車内設備 座席はロングシートが採用され、座席の一部を折りたたみ式にしてキャリーケースなどの荷物を置けるスペースが確保できるようになっています。3000形に比べ背もたれが170mm高くなっています。 車椅子スペースは先頭車に従来と同等のタイプが設けられ、中間車は車椅子を始めベビーカーの利用も出来るフリースペースが設けられています。 防犯対策として、1両に3台の防犯カメラが設けられています。 車内案内表示器として、17インチのLCDを各乗降扉につき2台設けられています。 車内の環境改善としてプラズマクラスターイオン発生装置が設けられています。 車内照明はLEDが採用されました。 4.主な機器類 制御装置はSi-IGBT素子とSi-SBD素子を組み合わせたハイブリットSiC素子を用いた2レベルPWM方式のVVVFインバーター制御が採用されました。 主電動機は140kWの全閉式三相かご形誘導電動機が採用されました。 制動装置は応荷重装置付全電気指令式電空併用ブレーキ装置が採用されました。 駆動方式はTD平行カルダン駆動方式が採用されました。 台車はボルスタ付モノリンク式台車が採用され、電動車がFS-538M、付随車がFS-583Tとなっています。 5.主な履歴 2019年(令和元年)10月26日ダイヤ改正から運用開始されました。 |
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