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- これまで、WMCでは音楽流通方式の革新がもっと促進されるべきだと主張してきました。
- これまでの、CDに代わって、ネット配信が主流を占めるようにすることによって、聴衆だけではなく、音楽のクリエータにとっても演奏家にとっても利便性が高まると考えています。
- ひとりCD会社のみ収入が減ると頑強に抵抗しています。実際、ネット配信が主流を占めればCDの市場量は減少するでしょう。その代わり、新しい流通市場によって収益をあげる会社が出てくるでしょう。現時点では、その会社は米国Apple社のみのように見えますが、将来は多分そうはならないと思います。
- ところで、ネット配信が普及すれば、CDは姿を消すでしょうか?CDそのものがいつまで残るかは問題ですが、CDに替わるのは、DVDのようなポストCDで、情報ネットワークによる音楽配信ではないと思います。
- それはちょうどラジオが普及しても新聞はなくなっていないように固体媒体による音楽再生の要求は今後も相当永く残るように思います。
- 現に、今でもネット配信を受けた音楽を iPod のような媒体に固定して再生すると言う利用方法が普通に行われていることからも言えると思います。固体媒体には固体媒体としての利便性があるのでしょう。
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